読書

2009.11.09

「阪急電車」  有川浩

阪急電車 阪急電車

販売元:楽天ブックス
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恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車……関西のローカル線を舞台に繰り広げられる、片道わずか15分の胸キュン物語。

阪急今津線、宝塚駅から西宮北口駅までの8駅の間の車内が
この小説の舞台。
8駅区間、往路・復路があるので全部で16の物語が収められてます。

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2009.10.26

「植物図鑑」  有川浩

植物図鑑 植物図鑑

著者:有川 浩
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
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ある日、道ばたに落ちていた彼。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」「―あらやだ。けっこういい男」楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる―。書き下ろし番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載。


20代半ばのOLさやかはマンションのポーチの植え込みで
行き倒れて丸くなってる青年(イツキ)を拾う。
そのまま部屋に連れていき何事もないまま朝を迎える・・・。

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モモ

ある日、道ばたに落ちていた彼。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です。」

こんなふうに始まった恋のお話、読みました。

読み始めてすぐモモを思い出し、
モモを思い出すとなかなか読み進むことができなくなってしまった。

甘い恋の話。
途中からモモのことは思い出さなくなったけど

読み終わったらモモを観たくなった。

*

ずいぶんひねくれた年齢の私ですが
キュンとなる恋愛小説、楽しく読みました。
この本のことはまた後日書きたいと思ってます。

モモを観よう。

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2009.09.21

「静子の日常」  井上荒野

静子の日常 静子の日常

著者:井上 荒野
販売元:中央公論新社
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何かが過剰で、何かが足りないこの世の中今日も出くわす“ばかげた”事象を宇陀川静子・七十五歳は見過ごさない―チャーミングで痛快!直木賞作家の最新長篇小説。

*

主人公の宇陀川静子は75歳。
夫は亡くなり今は息子夫婦、高1の孫娘るかと一緒に住んでいる。
フィットネスクラブに通い悠々自適な生活を送っている。
嫁・姑の仲もまずまず
細かいことには口を挟まない、そんな静子の日常を描いた話。

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2009.09.17

「神去なあなあ日常」  三浦しをん

神去なあなあ日常 神去なあなあ日常

著者:三浦 しをん
販売元:徳間書店
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美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。

*
横浜の高校を卒業した平野勇気は卒業後の進路も何とは決めず
適当にフリーターで食べていこう・・・と気軽に考えていた。

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2009.08.20

「お菓子手帖」  長野まゆみ

お菓子手帖 お菓子手帖

著者:長野 まゆみ
販売元:河出書房新社
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金花糖、動物ヨーチ、クリーム玉、地球モナカ……時代を彩る駄菓子から、エキゾチックな洋菓子、伝統の和菓子まで、ナガノマユミの自伝小説にもなっている、すべてがお菓子でできた甘く懐かしい物語。


長野まゆみさんの自伝小説なのか・・・エッセイなのか・・

長野まゆみさんとは同世代なので文中に出てくるお菓子、雑貨、
集めていたもの・・・
凄く似ていて読みながら懐かしくて遠い昔にタイムスリップしました。

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2009.08.16

「くまちゃん」  角田光代

くまちゃん くまちゃん

著者:角田 光代
販売元:新潮社
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4回ふられても私はまた、恋をした。なんてことだろう。あんなにつらい思いをしたというのに。きっとここにあなたがいる、傑作恋愛小説。

久し振りに読んだ恋愛小説。

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2009.08.08

「空に唄う」 白岩玄

空に唄う 空に唄う

著者:白岩 玄
販売元:河出書房新社
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私って、死んじゃったんですか?――新米の坊さん・海生の目の前に突然現れた、死んだはずの女子大生。誰にも見えない彼女と海生は同居することになるが!? 『野ブタ。をプロデュース』から4年! 待望の文藝賞受賞第一作。


住職である祖父について檀家さんのお通夜のお勤めをすることになった23歳の海生。
亡くなったのは海生と同じ年齢の女子大生。

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2009.07.23

「フィッシュストーリー」 伊坂幸太郎

フィッシュストーリー フィッシュストーリー

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
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「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いてるのかよ?」売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が時空を越えて奇蹟を起こす。デビュー第一短編から最新書き下ろし(150枚!)まで、小気味よい会話と伏線の妙が冴える伊坂ワールドの饗宴。

4編の短編からなる一冊です。
伊坂さんの作品は登場人物がみな魅力的で脇役的な人物も目が離せません。
今回の作品にはそんな以前登場した人物が”あれっ?”という場面ででてきます。

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2009.07.09

「福袋」 角田光代

福袋 福袋

著者:角田光代
販売元:河出書房新社
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人生に“当たり、ハズレ”なんてない!? 謎で不可解な届け物や依頼、または同僚や夫など身近な人の不可解さに出くわしたら、あなたならどうする? 8編の短篇をとおして、直木賞作家が開く、人生のブラックボックス。

「福袋」というタイトルと可愛くてキレイな本の表紙が気になり
思わず手にとりました。
ただ、可愛くてキレイ・・・・から連想されるような話とはちょっと違ってました。
どちらかというと気持ちの中ににグサッとくるような
そんな話が集められてました。

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2009.07.03

「こんな感じ」 群ようこ

こんな感じ こんな感じ

著者:群 ようこ
販売元:幻冬舎
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ままならない日々。でも、まぁいいか。自分の人生引き受けて50年。大人な女3人の、ぼやきつつもクールで、時々過激な日常。

メイクアップアーチストのミユキ、イラストレーターのマキコは
マンションで一緒に住んでいる。
その隣の部屋が空室になり物書きのヒロコが越してきた。
50歳を目前、少し越えた大人の3人が直面する悩みを
時には面白おかしく、時には真剣に書かれた話です。

小説の続編らしいのですが前の話を読んでなくても普通に読めて
以前読んだエッセイ「ぬるい生活」の小説版みたく気がしました。
 

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2009.06.23

「れんげ荘」 群ようこ

れんげ荘 れんげ荘

著者:群 ようこ
販売元:角川春樹事務所
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キョウコはおべんちゃらとお愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を早期退職!都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越しし、月10万円で暮らす貯金生活者となったが…。ささやかな幸せを求める女性を描く、待望の書き下ろし小説。

するするっーと読めた一冊でした。

誰もが知ってる有名な広告代理店で働くキョウコ。
ブランドもののスーツを着てお洒落で美味しいお店で食事。
雑誌に掲載されるような有名なお店も行き尽くした・・・・

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2009.06.20

「砂漠」 伊坂幸太郎

砂漠 砂漠

著者:伊坂 幸太郎
販売元:実業之日本社
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「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。

これもまた面白かった。
早く最後まで読みたい・・・と思いながらも読み終わってしまうのが寂しい。
そんな思いで読み進めた一冊でした。

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2009.06.10

「ブラザー・サンシスター・ムーン」 恩田陸

ブラザー・サン シスター・ムーン ブラザー・サン シスター・ムーン

著者:恩田 陸
販売元:河出書房新社
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ねえ、覚えてる? 空から蛇が落ちてきたあの夏の日のことを――
本と映画と音楽……それさえあれば幸せだった奇蹟のような時間。
『夜のピクニック』から4年、恩田陸が贈る、青春小説の新たなスタンダードナンバー誕生!


楡崎綾音、戸崎衛、箱崎一、
高校生の時に課外授業で知り合った三人。
偶然にも同じ大学に進み三人が同じ時間を共有するわけではなく
それでも・・それぞれが何かしら繋がっている。

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2009.06.03

「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎

ゴールデンスランバー ゴールデンスランバー

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
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仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した。どうやら、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられているようだ。この巨大な陰謀から、果たして逃げ切ることはできるのか? 


面白かったです。
読んでる途中、やらなければいけないことも放棄して一気に読みたかった
・・それでも読みながら前のページに戻ったりして
いろいろな細かい伏線を逃さないように読みました。

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2009.05.25

「魔王」 伊坂幸太郎

魔王 魔王

著者:伊坂 幸太郎
販売元:講談社
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政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する。ひたひたと忍び寄る不穏と、青空を見上げる清々しさが共存する、圧倒的エンターテインメント。

伊坂さんの小説を読み終えた後はしばらく小説の世界から抜け出せないことがあります。
それだけ小説に登場する人物がいつも魅力的。

憲法改正、ファシズム、ムッソリーニ、政治色濃い内容かと思いきやそうではない。
ご自身も言われているようにそういうことがテーマではないそう。

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2009.05.13

「蝶々喃々」 小川糸

喋々喃々 喋々喃々

著者:小川 糸
販売元:ポプラ社
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東京・谷中でアンティークきもの店「ひめまつ屋」を営む栞(しおり)。きものを求めるお客ばかりでなく、ご近所さんもふらりと訪れては腰を落ち着ける、小さなこの店に、ある日、父とそっくりの声をした男性客がやってくる。その人は、栞の心のなかで次第に存在感を増していき――
人を大切に思う気持ち、日々の細やかな暮らしが、東京・下町の季節の移ろいとともに描き出される、きらめくような物語。

前作の「食堂かたつむり」が印象に残る一冊だったので
次回作を楽しみにしてました。

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2009.04.22

「チルドレン」  伊坂幸太郎  

チルドレン チルドレン

著者:伊坂 幸太郎
販売元:講談社
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こういう奇跡もあるんじゃないか?
まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。
短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。
伊坂幸太郎

凄く面白かった。
伊坂さんご本人も言われているように短編集のふりをした長編集。
物語のどの話にも突拍子もない言動で「あっ!」と思わせる陣内さんと
彼をめぐる人物が登場。

最初の話からしてちょっと思いつかないような設定と展開が面白い。
日常的な物語のようであり全然日常的じゃない話。

陣内さんはちょっと変わっていて
みんなを驚かせる行動、言動をとるくせに
そのひと言ひと言には結構深いものを感じることができる。
陣内さんももちろん魅力ある人物なんだけど
彼をとりまく人達も凄く魅力的。

テンポも良く、”あーそうか”なんて笑いながら読める1冊でした。

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2009.04.08

「ひかりをすくう」  橋本紡

ひかりをすくう ひかりをすくう

著者:橋本 紡
販売元:光文社
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突然こころが壊れてしまった。そんな私を、哲ちゃんは静かにそっと抱きしめてくれた。私にとって、ありふれた日常が最良の薬になった…。この世界に降るもうひとつのひかり。ひとの可能性を描く切実な物語。

父、故郷の田舎の環境に反発し上京してきた智子。
勉強も仕事も頑張ってそれなりに認められてきた。
しかし・・ある日突然、自分の身体に異変が起こり
病院へ行き診断されたのはパニック障害だった。
智子にはパートナーがいた。
智子が働き、パートナーである哲ちゃんは主夫をしていた。

智子は仕事から離れふたりで少し都心から離れた田舎で暮らすことにする。
都会での暮らしにはなかったゆっくり流れる時間、
周りの景色、
普通の日常がゆっくり流れていく。
ひょんなことから中学生の少女の家庭教師をすることになった智子。
ふたりの日常に少女と捨て猫の子猫が関わってくる。
その些細な変化をもふたりにゆっくり溶け込んでいく。。。

この小説を読んでリアリティがないといえばないし
あるといえばある。。。。
そんなふうに思った。
でもリアリティは私にはあまり関係なく
静かに流れる文章(流れるという表現があってるような気がした)を
自分の中にゆっくり入れていきたい。。。
そんな想いで読んだ一冊でした。
そして
色のある普通の日常をゆっくり過ごしていきたい、、、と思いました。

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2009.04.06

ムーミン

嵐が載ってる雑誌も今は控えてるところだけど
今月号のMOE、ムーミン特集につられて買ってしまった。
1年に1回はムーミンの特集が組まれることもわかってはいるけど
買ってしまった(苦笑)
今回のナビゲーターは女優のミムラさんだったからかも。。。

今回面白かったのは
”ムーミン谷のひとくせある面々 名言集”

私の好きなスナフキン
 「なんでもじぶんのものにして、
  もってかえろうとすると、
  むずかしいものなんだよ。
  ぼくは見るだけにしてるんだ。
  そして、たちさるときには、
  それを頭の中にしまっておくのさ」 
 ふふふっカッコイイ(笑)

でもミムラさんによると
 スナフキンってまわりのことはよく見えていても、
 自分のことはいまいちわかってないというか・・・。
・・だそうです(笑)

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    ムーミン・コミックス  

ムーミン・コミックスは結構シュールで面白い。
その昔、私が観てたムーミン(声が岸田今日子さん)とは全然違う。
特にノンノン(フローレンス・スノークのおじょうさん)が現実的な女の子で
面白い。

奥が深いムーミンです。

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2009.04.01

「重力ピエロ」 伊坂幸太郎

重力ピエロ 重力ピエロ

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
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連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。

遺伝子技術を扱う仕事をしている兄の泉水、
街の落書き消しを仕事にしてる弟の春、

ある日、泉水の勤める会社が火事になり、ボヤ程度ですんだものの
その火事がおきる前に弟が
”会社が放火に遭うかもしれないから気をつけた方がいい”
というメッセージを留守電入れていてくれた。
火事は放火によるものだった。。。
同じような放火が相次ぎ、
火事の現場近くには必ずグラフティアート”が描かれていた。
弟からの謎の電話がキッカケになり
その後、泉水と春で放火とグラフティアートの関係を調べることになった。
調べていくうちにいろいろな事実が解っていく。

泉水と春。。。
普通の兄弟とは少し違っていた。
弟の春は母がレイプされた時にできた子どもだった。
でも父も母も春を愛し、泉水と何ら変わりなく育ててきた。
この本は連続放火の犯人を捜す、、
というストーリーともうひとつ家族愛ということが描かれている。
母の死後、父も末期の癌に侵されている。
入院中の父、兄、弟の3人で連続放火犯の残したメッセージの
謎解きをする。。。。

意外にもこの謎解きの答えは読んでる側には早くわかってしまう。
だから単なるミステリーだけの話じゃない。。
そしてその謎解きの答えがわかっても
最後にいくまでの話がとても面白い。
グラフティアートに残されたメッセージから読み取れる遺伝子ルール。
兄と弟の小難しい会話(弟はガンジーの言葉をよく引用する)、
その少し現実味のない会話が妙に心地いい。。。

私は小説にしても映画、ドラマにしてもレイプというシーンがあるものには
凄く抵抗があり、むやみにそういうシーンを扱わないでほしいとさえ思っている。
今回のふたりの立場を考えた場合なんともやりきれない思いになるけど
このストーリーは事実は変えることはできないけど
それ以上に家族4人の思いが強く、
読んでいて私の今までの思いをあまり感じなかった。
少し重い題材かと思いきや読後は切なくても温かい想いが残った。
登場人物が皆、魅力的だった。

・・・・数日の寝不足を覚悟のうえ、一気に読んでしまった。
でも読んでる途中でこの「重力ピエロ」が映画化されたことがわかった(
少し驚きながらキャストを見たら
兄の泉水役は凄く納得できる俳優さん。
弟の春・・・・ちょっと私のイメージとは違ったけどどうなんだろ?

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2009.03.23

「店じまい」 石田千

店じまい 店じまい

著者:石田 千
販売元:白水社
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どこにでもあった、あの風景
 手芸屋、文房具店、銭湯、自転車屋......あなたの町にもきっとあった、
あの店この店。本書は、日常のふとした瞬間に顔を出す懐かしい不在の光景を、
瑞々しい感性と言葉でつづったエッセイ集。

石田千さんのエッセイはいつもどこか懐かしい風景、場所、匂いを
感じさせてくれます。
今回は特に昔からあったような小さなお店、どこにでもあったようなお店、
そんなお店が時代の流れと共に”店じまい”という形でなくなってしまう。
そんなことを昔の思い出とともに語られてます。
そして昔に戻りながら散歩に出かける。

私自身も思い出のカケラを少しずつ集めながら
温かい気持ちとともに最後まで読みました。

懐かしいお店の間取り、、匂い、、、
いっぱいいっぱい思い出しました。
小学生の頃、友達みんなで銭湯行くのが流行ったな。。。とか

石田千さんの文章は読んでいていつも思うけど
決して時代に流されずしっかり地についていてぶれない・・
そんなところが凄く好きです。

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2009.03.16

「流れ星が消えないうちに」 橋本紡

流れ星が消えないうちに 流れ星が消えないうちに

著者:橋本 紡
販売元:新潮社
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高校時代から付き合っていた恋人・加地君が自分の知らない女の子と旅先の事故で死んでから、1年半。奈緒子は、加地の親友だった巧と新しい恋をし、ようやく「日常」を取り戻しつつあった。ただひとつ、玄関でしか眠れなくなってしまったことを除いては――。
深い悲しみの後に訪れる静かな愛と赦しの物語。

恋人、親友を失くしたふたりがそれぞれに加地くんへの想いを胸に抱いたまま
お互いのことを想いあう。
加地くんとの大切な時を過ごしたことが交互に語られ
今の気持ちへと繋がっていく。
決して忘れることができない加地くんのこと。。。
ふたりの間には大きくなりすぎてる加地くんの存在。。。

時間をかけ、
亡くなった加地くんのことを無理に忘れることはない、
ふたりはそのことに気付いていく。。。
静かに自分と向き合い、少しずつきちんと自分の力で歩いて行く
その心の変化がとても丁寧に綴られている。

本文に書かれている加地くんのことを思い出す言葉が残る
  加地はもう、ひとりで立つことの大切さを知っていた。
  人間というものは、まず自分自身の足で立つことを覚えなければいけない。
  ひとりきりだって、わかっていなければいけない。
  その上で、誰かと助け合ったり、恋をしたり、求めあったりするのだ。・・・・

奈緒子、巧、加地くん、そして奈緒子と巧の家族、
周りの人たちが温かく言葉がとてもいい。

死という突然の悲しみ、
大きな悲しみが襲いかかっても普通に朝がきて、普通に日常が始まる。
悲しみは時間が癒してくれる。。。という、
無理に忘れる必要はないし、忘れることももちろんあると思う。
それでもずっと残っていくものはある。。。

橋本紡さんの本は初めて読みました。
最初、女性かと思ったぐらい丁寧で繊細な表現、
途中で男性とわかりその繊細な表現が男性の描写というところから
余計、心に沁みたかもしれないです。
他の作品も読んでみたいと思いました。

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2009.03.15

うめ版 新明解国語辞典×梅佳代

うめ版 新明解国語辞典×梅佳代 うめ版 新明解国語辞典×梅佳代

著者:梅 佳代,新明解国語辞典
販売元:三省堂
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このあいだ図書館で見つけた梅佳代さんの本。

新明解国語辞典と梅佳代さんの写真のコラボ本。
右のページはアイウエオ順に言葉とその意味が書かれていて
左には写真。

面白くてついふふっ。。。と笑ったり、ほのぼ感が良かったり、
楽しい本。
「陰謀」とか「暮らす」・・「森羅万象」まで・・・・(笑)

梅佳代さんの写真を見てふふふっ。。。と笑うのと
「時効警察」(まだまだブームが続いてる:笑)を観て
ふふふっ。。。と笑うのと似てる。

Wink up誌の潤くんの写真を見て
久し振りに去年のカレンダーまで見てしまいました。
いいなぁ。。。。

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2009.03.05

「彼女について」  よしもとばなな

彼女について 彼女について

著者:よしもと ばなな
販売元:文藝春秋
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由美子は、幼なじみのいとこ昇一とともに失われた過去を探す旅に出た。
この世を柔らかくあたたかく包む魔法を描く書き下ろし長篇。

先週末、読み終えたこの本。
ずっとこの本の余韻に浸っているような感覚が続いてます。

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2009.02.26

「ぬるい生活」  群ようこ

ぬるい生活 ぬるい生活

著者:群 ようこ
販売元:朝日新聞社
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メニエールが少し良くなってきて本、活字が読めそう。。。
と思った時に借りた一冊。

 そんなにがんばらくても、いいと思う
 20代の体と心のモノサシで生きていたら大変、
 体調不良、心の不調と気長につきあうエッセイ集

この帯の言葉でピンときて
久し振りにピシッとした群さんの文章が読みたくなりました。
しかし読み出したら”更年期”の文字が・・・・・(苦笑)
まあ遅かれ早かれこの文字がやってくるだろうしすでに敏感になってる私。
でもページを捲っても捲ってもこの文字・・・
「あ~そういう意味だったんだ」とちょっと怯んだけど
やっぱり群ようこさんのエッセイは面白い。
更年期の文字にも慣れて(笑)興味深く読めました。

まだまだ私自身は楽しみがありもともとの性格が真面目ではないので
身体的に無理をしても心のバランスを崩すことにはなってない。
でもここ一年の間の自分の中の変化には目を覆いたくなる事が数々あります。
それはどうしようもできないこと。。。
そういうことも全部ひっくるめて自分の流れに沿って無理しないで生活をする
ぬるい生活。。。
心と体のバランスをうまくとっていきたい。

群ようこさんの文章はやっぱりピシッとして好きです。

 目が見えにくくなったら、記憶して脳みそにたたき込む。
 膝や腰が痛くなっても、養生しつつそれとうまくつき合っていって、
 自分をあきらめない。
 ・・・・ 略 ・・・・
 三歩進んで二歩下がる方式で、少しずつ前進していこうと考えている。

この本のカバー、目次の画は私の好きな柳生まち子さんが描かれてました。
久し振りに目にした画は変わらず優しい画でした。

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2009.01.05

「軽くなる生き方」 松浦弥太郎

軽くなる生き方 軽くなる生き方

著者:松浦 弥太郎
販売元:サンマーク出版
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「気持ちよく高いところまで歩いていきたいなら、身軽なほうがいい。
そこに行かなければ見られない景色をとっぷり堪能したいなら、
大荷物など邪魔なだけではないか。
もっといえば、死ぬときは手ぶらがいい。
フワッと空に溶け込めるくらい軽くなれたら最高だ」
 (「プロローグ ~小さな荷物で、新しい旅に出よう~」より)

自己啓発本とかお手本のような本はもう読まなくなりました。
それなのに ”~生き方” という本を読んだのは
やっぱりこの松浦弥太郎さん(「暮らしの手帖」編集長)という人に興味があったのと
年齢と共に”シンプル”でいたいと思ったから。。。

多分、私は”これを逃したらもう出会うことはできない”という思いから
いろいろゴチャゴチャ多くのモノを持っていないと落ち着かないタイプ。
それは形としてのモノだけじゃなくて自分の考えとか広い範囲のモノ。。
でも結局本当に必要とするものはそんなに沢山はないと思う。。
。。ということをやっと真剣に考えることが最近できるようになりました(苦笑)
だから余計この本に興味を持ったのかもしれません。

でもこの本を読んで思ったのは、
軽く生きようとするならもっと自分のことを理解して
自分に厳しくならないと軽く・・どころか捨てられなくなって貯め込むばかり。。
一度、整理する期間が必要だな。。と思いました。

年の初めに軽い気持ちで読んだ本。
自分と向き合ういいキッカケになりました。

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2008.12.11

Letters from FairyTale 荒井良二

ぼくのおとぎ話からの手紙―Letters from Fairytale ぼくのおとぎ話からの手紙―Letters from Fairytale

著者:荒井 良二
販売元:フレーベル館
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”ぼく”が毎月書いた手紙の1年分。
ぼくが宛てた手紙は”ぼくのたいせつな好きなもの”だったりする。。。

それと
ぼくのところにくるおきゃくさんのことを書いた
”こんにちは ぼくのおきゃくさん”

すごく温かい気持ちになる絵本。
前に買った「ぼくのキュートナ」・・・この本はキュートナに宛てた手紙。
「ぼくのキュートナ」も凄く幸せな気持ちになる一冊で
毎晩、少しずつ読みたくなるような本だったけど
今回のこの本もやっぱり一気に読まないで
少しずつ夜寝る前に読みたい本。。。

*この本は『キンダーブック2』の付録についてたものを
新しく書き下ろしも加えて出版されたそうです。
キンダーブック。。。。懐かしいなぁ
昔、、、昔、、、、幼稚園で読んだ覚えがある。。。
懐かしい。。。。

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2008.11.19

「100回泣くこと」  中村航

100回泣くこと 100回泣くこと

著者:中村 航
販売元:小学館
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交際3年。求婚済み。年の差なし。ここが世界の頂点だと思っていた。
こんな生活がずっと続くんだと思っていた―。

風が吹いて 愛が残った。

ずいぶん前に「ぐるぐるまわるすべり台」を読んだ覚えがあり
この「100回泣くこと」を読み始めてすぐ、
 「この人ってこんな優しい文章を書く人だったかな?」
ということを思いました。

主人公 彼女 犬 バイク。。。。
淡々と描かれている日常の中の言葉に優しさを感じる。
最初の方の実家で飼っている犬の話を読んだだけで少し涙しそうになる。。。

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2008.10.28

「夕子ちゃんの近道」  長嶋有

夕子ちゃんの近道 夕子ちゃんの近道

著者:長嶋 有
販売元:新潮社
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友達が「ジャージの二人」が面白かったよ。。。
と教えてくれ映画も面白そうだったので読みたくなって
図書館へ行ったら貸し出し中(まだ友達が借りてた)
その時見つけたのがこの本。。。。

アンティーク店”フラココ屋”の二階で居候暮らしを始め
アンティーク店を手伝う「僕」
僕の周りにいるアンティーク店ののんきな店長、
大家さんの八木さん、そしてその孫の朝子さんと夕子ちゃん、
初代居候の瑞江さん、フランス人のフランソワーズ、
そんな人達との関わりがゆっくりのんびり描かれてる。
最初はゆっくりした感じで進んでいくのでなかなかページを捲る私も
ゆっくりペースだったけど
だんだんみんなの関わりが深まっていくにつれて楽しく、
私も深く入り込んでいったような作品でした。

何気ない日常がゆっくり色を重ねていく。。。。
読み終わった後そんなふうに思いました。

読みながら思ったのは、
この本が映画化されたら。。。。きっと私の好きな映画のひとつになるだろうな。。。

文章の後ろ側に見える景色のようなものが絶えず感じらました。

<追記>
カメムシが挟まった本はこの本です。
まだかなり匂いが残ってます。
図書館へ行って謝ってきます。。。。。;;;;

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2008.09.24

「東京日記 卵一個ぶんのお祝い。」  川上弘美

東京日記 卵一個ぶんのお祝い。 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

著者:門馬 則雄,川上 弘美
販売元:平凡社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

何気ない日記。
でもなかなかスゴイ日記。
川上弘美さんの空(くう)を漂ってる感のある文章が好きです。
何度笑いながら(しかもニタニタ)読んだことか。。。

掴みどころがなくて可愛らしい大人の女性。。。

やっぱり好きです。

三月某日(抜粋)
  ツボ押し器を買う。蛙の形のものと、四角体のものと、杖形のもの。
  蛙の形のものを、「タツヤ」と名づける。タツヤという名の人に知り合いが
  いないので。でもちょっと知り合ってみたい名前なので。

二月某日(抜粋)
  子どもが仕事場に遊びにくる。
  「ねえねえオクラごっこしようよ」と子供が言う。オクラごっこって、なに?と
  聞き返すと、子供は「オクラになった気持ちになってじっとしてること」と答える。
  答えたとたんに、子供は「オクラの気持ち」に没入したらしい、両手をつぼみの
  形にあわせ、目を閉じ、こきざみに体を揺らしはじめた。

図書館に返したくなくなります。。(笑)
川上弘美さんの小説の中では「神様」が好き。

-追記-
ポパイのGFのオリーブの名前がオリーブ・オイルだということ初めて知りました(苦笑)

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2008.09.04

「平成大家族」  中島京子

平成大家族 平成大家族

著者:中島 京子
販売元:集英社
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元歯科医の緋田龍太郎、妻、妻の母、引きこもりの長男の家族の元へ
夫が事業に失敗した長女一家3人、
離婚したけど妊婦になった次女が戻ってくる。。。

それぞれの立場からいろいろな事が語られ話が進んでいく。
お互いの今の立場を考えてみると
かなり大変な状況で暗くなりがちだけど
どこかサバサバしていて暗さも感じず
ひとりひとりの言わんとすることもよくわかる。
トゲトゲしくもなく
次のページが早く読みたい。。。
と思った面白い作品。

きっと大元のこの緋田龍太郎夫妻の
なんとなくどっしり構えていても
どこかぼんやりした感が娘、息子達にも伝わっているんだろうな。。。

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2008.08.22

「押入れのちよ」  荻原浩

押入れのちよ 押入れのちよ

著者:荻原 浩
販売元:新潮社
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ぞくりと切ない9夜の物語。
怖いのに、切ない。
笑えるけど、哀しい。

帯に書かれているこの↑の文章そのままの短編集です。
なんともインパクトのある表紙。

長女がいる間ずっと「百鬼夜行抄」を読んでいたので
ちょっと怖い話もすんなり受け入れられました。
この本の前に読んだ「愛しの座敷わらし」も凄く読みやすかったし・・・

表題作でもある「押入れのちよ」が気になっていて
やっぱり一番良かった。
怖い。。。というよりなんだか可哀相で
笑えるところもあるけど切なかったり。。。
この「押入れのちよ」の他にも
「木下闇」 「しいちゃんの自転車」と
子どもがでてくる話が2話あるけど
子どもがでてくる話はやっぱり切ない。。。

「お母さまのロシアスープ」は最後の結末に背筋がピリピリ

「老猫」 「介護の鬼」は題名を呼んだだけでちょっとゾッとした。

ブラックユーモアあり、
ゾクッとするだけじゃない内容の濃さ、
短編の面白さが出てた一冊。

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2008.08.16

「愛しの座敷わらし」  荻原浩

愛しの座敷わらし 愛しの座敷わらし

著者:荻原 浩
販売元:朝日新聞出版
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大切なものはどこにあるだろう。

東京から田舎に引っ越した一家が、
座敷わらしとの出会いを機に家族の絆を取り戻してゆく、
ささやかな希望と再生の物語。

新聞の書評欄を読んですぐ図書館へ借りに行った本です。
とても面白くて毎晩私も”座敷わらし”に会いたくて
本を開いてました。
まだ新しい本なので一応内容は隠しておきます。

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2008.08.13

「福音の少年」  あさのあつこ

福音の少年 福音の少年

著者:あさの あつこ
販売元:角川書店
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昨日読み終えた「ママの友達」のことはすぐ書きたくて書いたけど
この本を読み終えたのは一週間前くらい。。。

NHKドラマの「バッテリー」がとても良かったのと
前々からこの人の本を読んでみたかったので手にした本。

「バッテリー」はドラマでしか観てないけど
少年の友情が清々しく書かれていた。
この本も高校生の少年ふたりとそのひとりの幼なじみの女の子の話

ある日、アパートが火事で全焼
そのアパートに住んでいて死亡した女子高生。。。
死亡した女子高生をめぐってその幼なじみと付き合っていた彼が。。。

最初の始まりからいってミステリーかと思ったけど
ちょっと違った。
途中の展開にスピード感があり面白くてどんどん読み進んでいった。
でも死亡した女子高生の謎が解けていくにつれ
なんだか暗い気持ちと最後の結末があっけなくて
そうか。。。。という気持ちだけ残った。

最初は警戒していた男子高校生のふたり
でもだんだん気持ちが寄り添っていくふたりの会話が良かった。

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「ママの友達」  新津きよみ

ママの友達 ママの友達

著者:新津 きよみ
販売元:光文社
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いまのわたしに、友達と呼べる人がいるだろうか?

典子のもとに突然届いた中学時代の交換日記。
メンバーだった四人はいま、全く違う人生を送っていた。
主婦、シングルマザー、おばあちゃん、......そして殺人の被害者

45歳
団塊の世代と男女雇用機会均等法世代とに挟まれた、
中途半端で忘れられやすい損な世代、、

同世代の私も本当にそう思う。
そしてこの小説の四人のように何か特別なことがない限り
なかなか集まる事ができない同級生。
それだけで気持ちはリンクできる。

物語は突然届いた中学時代の交換日記から始まる。。。
最初は何かミステリーっぽい展開になっていくのかと思ったら
リアルな同世代の私には凄くわかるような
四人の奥深いところ(気持ち)へ進んでいく。。。

中学時代の思春期の独特な気持ちと今現在の中途半端な年齢
その両方の気持ちが凄くよく描かれている。
四人の中のひとりが関わってしまった大きな事件に関しては
大きな事件にも関わらずあまり細かく書かれてないので
少々物足りなさもあったけど
でも読み終わった後ほっとするような気持ちになりました。

自分だけが抱え込んでいたのかと思っていた
思春期のちょっとドロドロした気持ち。。。。
誰もがもっていたんだな。。。と思ったらほっとした。。。。。

久し振りに安心して読める本でした。

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2008.07.24

「キッチン」  吉本ばなな

キッチン (角川文庫) キッチン (角川文庫)

著者:吉本 ばなな
販売元:角川書店
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この本は20年前にでた時読みました。
川原亜矢子さんがまだ少女の面影を残して出演した映画も観ました。

先日、朝刊を読んでいたら女優の加藤紀子さんが
「大人になってもう一度読み返したら凄く良かった・・・」
というようなことが読書のページに書かれていたのですぐ読みました。
確かハードカバーの本も持っていたような???
いや、、、姉に借りて読んだのか?
とりあえず文庫本をもう一度買って読みました。

甘すぎず優しくて温かい文章にぐいぐい惹かれて一気に読んでしまいました。
吉本ばななさんの今とはまた違った透明感のあることばが
するする心の中に入り込んで
だんだん自分の気持ちもまた軽く温かくなっていくような気がしました。

幼い頃に両親を失くし祖父も亡くなり育ててくれた祖母も亡くなり
何もかも失くして絶望の底にいた時知り合った親子との毎日
悲しくて淋しいところから始まるけど
常にずっと温かい空気が流れている。。。。
淋しさと温かさが一緒、、、だから凄く気持ちが落ち着く

恋愛小説。。というとなんとも薄っぺらい気がするけど
恋愛小説のようで恋愛小説じゃない。
いろんな人の愛が書かれていて
”今”もう一度手にできて良かった。。。と思えました。

そして、、、やっぱりこの本にもでてくる”食べる”ということ。。
「食堂かたつむり」と同じ、”食べる”ことによって自分をもう一度再生させる
 一番大切なこと。。。。
また気付かせてくれた。
ばななさんもずっと前に書いてくれていたんだ。。と。。。

世界は別に私のためにあるわけじゃない。
だからいやなことがめぐる率は決して、変わんない。
自分では決められない。だから他のことはきっぱりと、
むちゃくちゃ明るくしたほうがいい、って。・・・・
・・・・・・・・・・・
なぜ人はこんなにも選べないのか。虫ケラのように負けまくっても、
ごはんを作って食べて眠る。愛する人はみんな死んでゆく。
それでも生きてゆかなくてはいけない。
           -「キッチン  満月」より-

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2008.07.21

「ほどける とける」  大島真寿美

ほどけるとける ほどけるとける

著者:大島 真寿美
販売元:角川書店
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久々に本を読みました。

高校を中退して何をしたいかも見つからず
実家のお風呂屋さんの手伝いをする。
いろいろな人との関わりの中で”何がしたいのか、、、”を
見つけていく。。。

自分が何かに身を任せているようなゆったりした気分。。。
ゆる~い感じでこの暑さの中読む事ができました。

人と群れることが好きじゃない主人公、
RPGのゲームを黙々とやり続けゲームの中で
いろいろなことを学び姉にもRPGゲームを薦める弟、
この姉弟の会話が結構好き。。。。

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